新宿中村屋本店が建て替えのために一時閉店

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

100年以上もの間、新宿で営業を行っており、今では日本国外でもその名が知れ渡っている新宿中村屋の本店が、10月19日を持って一時休業することになりました。

最終日と言うこともあってか、店内の様子をツイッターでつぶやく人の姿もあったようで、閉店の直前には蛍の光が流れるなど、閉幕らしいムードに包まれていたそうです。また、閉店の10分前くらいにはまばらだった人が、閉店時刻となる8時が近づくにつれてどんどん増え、シャッターが下りる頃になると人が通るのもやっとなほどの人数にまで膨れ上がりました。カメラを構える人などの姿も多く、中には「誰か有名人がいる」と勘違いしながらカメラを構える人の姿もありました。

当然店員さんらは玄関部分に収まりきらないため、中村屋の店内で挨拶をする人の姿もありました。最後は周りにいた人たちが拍手で見送りましたが、拍手する「タイミング」をつかめなかったのか、200人前後の人だかりの中で10人ぐらいの人しかしておりませんでした。



中村屋は建て替えのために今後取り壊し作業などが行われるようですが、その間は新宿高野ビルの6Fで仮店舗を設けて営業を続けることになるとのことです。もちろん、中村屋のカレーに関する商品はオンラインショップなどでも引き続き購入する事が出来ます。作りなおされた新宿中村屋が再度オープンするのはちょうど3年後くらいになるとのことなので少々期間は開きますが、3年後の今頃になれば再びこの地に中村屋が戻ってくるようです。

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