紀伊国屋新宿南店の跡地「賃料次第」でニトリの新店舗に?(東洋経済より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿駅20周年の節目に大幅な規模の縮小が決まった紀伊国屋新宿南店ですが、この跡地に家具を多数取り扱うニトリの出店が予定されていると、東洋経済が伝えています。

ニトリの入居自体は計画段階であり、どのフロアが使われるのかも定かではないそうで、紀伊国屋と同じ賃料だった場合は出店を行わないとの証言も紹介されています。紀伊国屋側への取材も行われていて、開業時は月8000万円という、ラ・トゥール新宿で最も賃料の高い部屋の約37部屋分にも匹敵する金額が「必要経費」でもある家賃としてのしかかり、赤字ばかりを出す店舗だったとも説明されています。

もしもニトリが出店することになれば、隣で営業している高島屋だけでなく、経営権を巡る親子の戦いが終焉を迎えた大塚家具の新宿ショールームともライバル関係になるかもしれません。ただし、名前こそ明らかにされていないもののニトリ以外からも入居を考えている企業があるそうで、タカシマヤタイムズスクエアのように複数の店舗がそれぞれテナントを借りる形になる可能性もあるようです。



追記:日本経済新聞によると、開業は12月を予定しているそうです。

ニトリ、紀伊国屋書店・新宿南店跡地に熱視線 | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ニトリ、新宿タイムズスクエアに出店へ 高島屋が誘致  :日本経済新聞

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