第43回衆議院議員選挙 東京1区は女性候補者の人数が男性候補者超え

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

衆議院議員選挙今年から区割りが変更され、新宿区内の一部地域が東京1区から外れましたが、西新宿や北新宿などはこれまで通り東京1区として分類され、今回は6人が立候補しています。これまで東京1区では今年亡くなった与謝野馨さんと、民進党顧問を務める海江田万里さんの地盤でしたが、今回は投票制度が変わった1996年の選挙以降、初めて女性の候補者が上回っています。

今回出馬したのは前回と前々回に当選した元エルメス社員の山田美樹さん、前述の海江田さん、1989年生まれで幸福の科学を信仰する原口実季さん、築地再開発検討会議の元メンバーで希望公認の松沢香さん、「腹を切って死ぬべきである」のフレーズなどで一部で知られる又吉光雄さん、1月に亡くなった犬丸勝子さんの妹だという犬丸光加さんの6人で、4人が女性候補者となります。当選経験者は山田さんと海江田さんのみですが、この地域で立候補経験があるのはお二人と又吉さんの3人だけで、他3名は今回が初めての選挙戦となります。

既に立候補を経験された方々は、いずれも前回以前のポスターなどとほぼ変化がなく、2014年のポスターと比較すると若干間違い探しのような状態でした。又吉さんは時間の関係で「腹を切って死ぬべき」とする人を挙げられず、海江田さんは選挙前から使用されている写真に立憲民主党という固有名詞を付け加えられた形になり、山田さんは文字と顔の位置が入れ替わって「元外務大臣政務官」の肩書が追加されていました。ちなみに、最年長立候補者の又吉さんと最年少の原口さんの年齢差は45歳となっています。



2017衆院選:朝日新聞デジタル

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