災害時における非常放送の実施 新宿区とユニカビジョンなどが協定締結

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

ユニカビジョン東日本大震災の発生時には、フラッグスやアルタなどのモニターで気仙沼市の津波の様子などが流されるなど、緊急措置的な対応が行われましたが、今回区と街頭ビジョンを設置している商業施設が協定を結び、災害発生時などに非常放送を行う協定を正式に結びました。

これはユニカビジョンとアルタビジョン、そして先日から新しいモニタに切り替わったフラッグスビジョンの3カ所が対象となっており、今後発生が予測されている首都直下型地震などが起きた時、数万人単位と想定される新宿区周辺にいる人々のために、4カ国語でのアナウンスや関連する情報の提供などを、モニタを通じて行うことになったようです。

いずれのビルも繁華街にあるため、映像の視聴には何かしらの障害があるかもしれませんが、フラッグスは甲州街道とその下を通る道路の「2フロア」に、ユニカビジョンは歌舞伎町一番街から小滝橋通りまでの広範囲に音声を届けることができる性能があるので、万が一インターネットがつながらないなどの事態に陥ったとしても、遠くから情報を拾うことも可能になっています。



・ニュースリリース|ユニカビジョン|デジタルサイネージ、大型ビジョン

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