一部では「合成映像」も使用 紅白の舞台として使われた際の都民広場の様子

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都庁昨日NHKで放送された紅白歌合戦では、東京五輪にちなんでTOKIOと椎名林檎さんが都民広場を使用するというパフォーマンスが行われました。空撮なども行われる比較的大規模な作業だったのですが、放送当時の都庁周辺は比較的静かな舞台になっていました。

双方ともステージを使用して歌を披露し、先にパフォーマンスを行った椎名林檎さんは、広場のスペースを活用してエキストラを起用したミュージックビデオっぽさを出した構成となっていて、TOKIOは第一本庁舎を「謎の空間」とのゲートに見立てた合成映像も含んだ、視覚で魅せる形のパフォーマンスとなっていました。

都議会議事堂の建物では巨大なデジタルサイネージが映し出され、歴代のオリンピックの映像や幾何学模様など、様々なジャンルの動画(?)が次々に投影されていました。意図的かもしれませんが、一部の映像でわずかに中心点のズレが生じていたものの、映像が建物からはみ出ることなく綺麗に「枠内」に収められていました。



大晦日ということもあり、パフォーマンス中に一帯を訪れた人は合計しても30人から40人程度で、歓声が上がったりすることもありませんでした。ただ、NHKや警備会社の方々の間で情報共有などが上手く行われていなかったせいか、聞いただけでも立ち入り禁止エリアの範囲が3~4種類ほどあったり、中には写真撮影エリアや立ち止まり禁止エリアなどでの行動を黙認している方もいらっしゃいました。

テレビ越しではTOKIOも椎名林檎さんも、非常にクリアな音や歌声が放送されていたのですが、実際の会場周辺ではほとんど音が響いていませんでした。椎名林檎さんのパフォーマンス時には、判別困難なレベルの声がかすかに聞こえる程度で、TOKIOの場合は松岡昌宏さんが演奏していたと思われるドラムの音だけがはっきりと確認できる程度でした。

第67回NHK紅白歌合戦 夢を歌おう

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