「在特会」と「しばき隊」の抗議合戦で新宿警察署前が騒然とした雰囲気に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。
広告

新宿警察署本日、新宿の新大久保や北新宿で展開された「嫌韓デモ」での警察の対応を巡り、デモを行った「在日特権を許さない市民の会」のメンバーを中心とした市民団体が新宿警察署に詰めかけ、それを追うようにして嫌韓デモを許さない市民団体である「レイシストをしばき隊」が現れたため、殺意の立ち込める物々しい雰囲気に変わり果てる一幕がありました。

この抗議行動は、嫌韓デモの最中に参加者が警察によって逮捕されたという情報が出回ったことがきっかけで発生したもので、「終着地」である柏木公園で一度解散が行われてから、数多くのデモ参加者らが警察署前へと詰めかける事態へと発展したようです。(当然ですが)先日行われた江頭さんへの事情聴取とは比較にならない程の人数が集合し、デモの参加者は「責任者出てこい!」「朝鮮人を叩き潰せ」「警察の人はしばき隊の連中を撃つべき(?)」といった様々な方面へ向けた批判を展開していました。

一方のしばき隊側も、その様子を静観していた人が多かったものの「2ちゃんしか信用しないバカ共。ヘラヘラ笑って差別できるその根性叩き直せ」「スーツ着たハゲかかってこいこの野郎」といった過激な言葉が何度も飛び交い、「仲良くしよう」といったプラカードの内容とは程遠い「対話」を試みていました。また、ヒートアップした参加者の1人が車道へとどんどん出て行ったため、近くにいた機動隊の人達が歩道へと押し返し、道路を警察車両などで塞ぐ措置を取っていました。

新宿警察署デモ終了から1時間ほど経過しても興奮した双方の主張は収まることがなく、途中から警察の方々によって一部歩道が閉鎖される措置が取られました。このため、東側の人は新宿野村ビルの脇にあるちょっとした広場を、西側の人は新宿警察署前の車道や警察署と新宿調理師専門学校の間にある小道から北側・南側へと抜けるよう、歩行者への誘導が行われていました。中にはデモを行っている人々に何の活動を行っているのかを聞く親子連れの方などもおり、デモ隊の参加者は差別的な感情をにじませることなく、綺麗な言葉と敬語で解説を行っていました。

新宿警察署への抗議活動は夜になっても続いていたようですが、しばき隊の人達は6時半頃には半数以上が撤収を行っており、しばき隊の本拠地の様な状態になっていた新宿野村ビルの西側は普段の光景に戻りつつありました。しかし撤収と時を同じくして、帰路の途中にある大ガード付近の歩道橋でデモ隊の方々による小競り合いのようなものが発生し、警官の方数名が仲裁に入るというトラブルも発生していたようです。

このデモには多くの人が関心を持ったり、目撃をしていたそうで、Twitterでは双方の団体を支援・応援する人の声や、それぞれのデモ隊が「邪魔だ」と思う人々の意見が相次いでいました。また、新宿警察署前での抗議活動時には、警視庁の腕章をつけた記者の様な方のほか、スーツ姿の警察関係者の人々や(なぜか)神奈川新聞の記者さんも姿を見せていました。

抗議活動が行われている最中に数名の警察官の方へお話を伺いしましたが、誰かが逮捕された、または連行されたという問いには、ピリピリした空気もあってか、答えていただく事ができませんでした。また、前述の歩道橋付近でこちらを不審に思われた方がいらっしゃったそうで、新宿警察署の方から簡単な職務質問のようなものを受けました。デモを行っていた方々には不快な思いをさせてしまったことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

なお、類似した団体による朝鮮半島・韓国人などを対象にしたデモ活動が6月30日にも大久保公園などで展開されることになっていますので、物々しい雰囲気が苦手で、当日大久保近辺にご用のある方は、歩道の通行などにご注意ください。

6・16新大久保桜田祭 : ほぼ日刊 日韓断交

追記

今回のデモでは、両団体から8名の逮捕者が出たそうで、「内訳」は4人ずつとなっています。逮捕者の中には在日特権を許さない市民の会代表の桜井誠さん(高田誠容疑者)もいるとのことです。

・東京・新宿で嫌韓デモ、8人逮捕 対立団体と乱闘騒ぎ


広告

広告

地域別新着記事